モンゴルに行くことにした。
8月、ウランバートルに降り立ち、オルホン渓谷で5日間馬に乗って遊牧民と暮らす。そういう旅だ。
「チンギス・ハーンの聖地巡礼ですか?」と言われるとちょっと違う、という話を先にしておきたい。
三国志・水滸伝から始まった北方謙三沼
きっかけは北方謙三の大水滸伝シリーズだった。その前に北方謙三版の三国志を読んで面白かったので水滸伝を読んだらさらに面白くて夢中になった。
水滸伝、楊令伝、岳飛伝——と読み進めていくうちに完全に沼にはまった。そしてその流れでチンギス紀を当然のように読んだ。
ただ正直に言うと、チンギス紀はそこまで刺さらなかった。チンギスが強すぎる。誰にも負けない単独で屈強なヒーローかと言われればそうでもないし、若かりしテムジンは確かに辛酸舐めつつ強くなっていく過程も描かれているのだが、読んでいて共感できないくらいに皆に愛されすぎていた。有能すぎる部下や家族に愛されまくり故に無敵すぎて入り込めなかった。たまに何故かキンタマの話めっちゃするのとかは面白かったけど。部下たちやライバルの方がむしろいい味出しているのは北方謙三氏の作品らしいっちゃらしい。
でも、結局全巻読んだし、モンゴルに行くことにした。
北方謙三作品を貫く「馬と人」
チンギス紀への熱量はそれほどでもなかったのに、なぜモンゴルか。
北方謙三の作品を読み続けていて大いに興味を持てるのは、馬と人との関係の描き方だ。馬は乗り物ではなく、戦場を共にする存在として描かれる。その馬への思い、人と馬の間にある何か——そこに何度も何度も惹かれてきた。
そしてモンゴルといえば、今も遊牧民が馬とともに草原で暮らしている場所だ。
本の中で感じ続けてきたものを、草原の上で実際に体感したい。それがモンゴル行きの本当の動機だ。
あとついでに言うと午年だしね、ってことで。
旅程(2026年8月)
全体の流れはこうなった。
- 8/1 チンギス・ハーン国際空港着 → ホテル(空港送迎手配済み)
- 8/2〜8/6 オルホン渓谷5日間乗馬ツアー(Tengri Tours)
- 8/7 チンギス・ハーン騎馬像 + テレルジ国立公園(日帰り観光候補)
- 8/8 ウランバートル市内観光
- 8/9 帰国
到着初日はホテルに1泊してから翌朝ツアーに合流する。空港からいきなり草原に向かう選択肢もあったが、飛行機疲れのまま乗馬というのはさすがにきつい。クッションの1泊は正解だと思っている。ちなみに1日目とオプショナルツアー後の宿は一緒のホテルでウランバートル郊外観光も手配を頼んでいる。
旅の準備状況
準備はかなり進んでいる。
- 航空券:予約済み
- ウランバートル着日のホテル:予約済み(空港送迎も依頼済み)
- オルホン渓谷5日間乗馬ツアー:予約済み(Tengri Tours Mongolia)
- ツアー後のウランバートル滞在ホテル:予約済み
- 海外旅行保険:HS損保で加入予定(治療費用無制限・救援費用3000万円)
乗馬は体験程度しかやったことがないので、予約時にビギナーであることは伝えてある。運動神経には多少自信があるので、5日間でなんとかなると信じている。
オプショナルツアーを決める際にChatGTPに相談したら「大丈夫!希望通りのツアーは十分予算内で余裕で見つかるよ!」なんて言われて安心して見積もり頼んでみたら予算の4倍くらいの価格が返ってきて、チャッピーーー!って見積もり見せたら「プライベートのプランになってるからそりゃそうなるよねー」とか当然みたいな言われ、もうなんなん、こいつ💢とかなってた。
やっぱり一人参加でのグループ旅行ジョイン、ってのを探すのなかなか大変だったのよぉ。多分もっと出発間際になった方が探しやすいかもだけど、一人だからこそ準備は早めにしておきたいしねぇ。自分のやりたいことを実現するのに最終的にはお金の力に頼るのは仕方ないにしても、限られた予算でも妥協しないで出来る限りやるの大事。そこは大きな満足度に繋がる。
草原対策の持ち物
乾燥と紫外線がなかなか厳しいらしいので、草原向けの準備もしている。
チャッピーにめっちゃその都度相談して買い物した。
- ウェットティッシュ・ティッシュ(必須)
- ジップ袋(砂・汚れ対策)
- 上着(草原の朝晩は夏でも冷える)
- 日焼け止め・リップクリーム(別にモンゴルでなくても普通に常備)
- モバイルバッテリー(ゲルにコンセントあるとは限らんのでソーラーも対応できるの買った)
- 小さいリュック(持ってるもので対応)
- サングラス
- UVカットのフェイス&ネックカバー
- 自転車用の手袋
- 乗馬・サイクリング用パッド入りパンツ
今やっていること
北方謙三の史記を読んでいる。まだ読んでいる途中なので読み終わったら普段あんまり本を読み返すことはないのだけれど、チンギス紀のおさらいをしようかと思っている。前記のようにそこまで思い入れがあるわけではないので、実際に行った時にテンション上がるようにしておきたい。
観光情報的な準備はこれから。コロナ明けの中国旅行で学んだことがある——ガイドブックの情報は古くなる。現地の最新情報は直前にネットを中心に集めた方がいい。
草原で馬に乗る日まで
8月、オルホン渓谷。
遊牧民のゲルに泊まり、毎日馬に乗り、草原を走る。北方謙三の本の中にずっとあったあの風景の中に、実際に立つ。
準備が整い次第、続報を書いていく。

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